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202510.27

中古複合機を導入する前に知っておきたいメリット・デメリット完全ガイド

メリットデメリット

1. 中古複合機のメリットとは?

中古複合機を選ぶ最大の理由は「本体価格の安さ」です。
以下はおおよその価格相場です。

購入方法価格の目安
ネットオークション約5万円
保守なし中古業者約8万円
保守対応可能な中古業者約15万円

新品の相場は約60万円ですので、大幅にコストを抑えられる点は魅力です。
ただし、最近は新品複合機の価格も低下しており、リース契約も可能なため、安さだけで中古を選ぶケースは減っています。
弊社では、月額6,900円以下で新品複合機のリースが可能です。

2. 中古複合機の主なデメリット

デメリット1:リース契約ができない

中古複合機は、多くのリース会社で契約不可です。
リースは「新品で保守対応可能な製品」が前提条件であるため、中古機は対象外となります。
稀に「リース可能」と表記している業者がありますが、実際はレンタル契約である場合が多いので注意が必要です。

デメリット2:保守契約が難しい

中古機をオークションや安価なネットショップで購入すると、メーカー保守契約はほぼ結べません。
専門の中古業者から購入した場合のみ、事前メンテナンスを経て保守契約が可能です。

デメリット3:カウンター料金が割高

中古機の保守契約が可能であっても、カウンター料金は新品より高めです。
目安は以下の通りです。

  • モノクロ:3円/枚
  • フルカラー:25円/枚
  • 基本料金:月額3,000円前後

使用済み機器のため故障リスクが高く、料金設定も高めに設定されています。

デメリット4:保証期間が短い

中古機の保証は基本1年程度です。
保証なしで販売されるケースも多く、故障時は修理費用が別途発生することがあります。

デメリット5:耐久性に不安

中古機は前オーナーの使用状況により耐久性が異なります。

  • 会社閉鎖で手放された場合 → 耐久性は比較的良好
  • 不具合が多く手放された場合 → 使用開始直後からトラブルの可能性あり
  • リース途中で入れ替えられた場合 → 使用頻度が高く故障リスクが上がる

契約書には「保守契約を途中で打ち切る場合がある」と明記されるため、トラブル発生時の対応も事前に確認が必要です。

デメリット6:最新機種ではない

中古市場に流通する複合機の多くは、導入から3〜5年経過した旧機種です。
最新機能やデザインを重視する場合、操作性や外観に物足りなさを感じることがあります。

デメリット7:選べるメーカーが限定される

中古市場で保守契約が可能なメーカーは「シャープ」「京セラ」「キャノン」が中心です。
「ゼロックス」「コニカミノルタ」「リコー」「東芝」などは流通量が少なく、保守対応も難しい場合が多いです。

3. 中古機を導入する際の注意点

中古機を選ぶ際は「価格だけで判断せず、保守・保証・耐久性・将来的な運用コスト」を含めて総合的に判断することが大切です。
安さに惹かれて導入したものの、カウンター料金や修理費でトータルコストが新品以上になることもあります。

まとめ

  • 中古複合機のメリットは「本体価格が安い」こと
  • デメリットは「リース不可・保守困難・保証短期・耐久性不安・選択肢制限」
  • 安さだけで決めず、将来的な運用コストも含めて検討することが重要

中古複合機は選び方次第で非常にコストパフォーマンスが高くなる一方、安易に導入すると後悔することもあります。しっかりと情報を整理し、自社の運用スタイルに合った選択をすることが大切です。

この記事を書いた人


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