「制作費0円でホームページを作ります」という案内を目にする機会が増えました。月額だけで持てるなら助かる、と思う一方で、何か裏があるのではと感じる方も多いと思います。
結論から言うと、0円という数字そのものは判断材料になりません。大事なのは、その先に書かれている条件です。この記事では、契約前に確認しておきたい6つの項目を整理します。エムズショップの条件も最後に開示しますので、他社と比べる材料にしてください。
仕組みは大きく2つです。ひとつは、制作費を月額に分けて回収する方法。もうひとつは、制作の工程や仕様を標準化して、1件あたりにかかる時間を減らす方法です。
前者は携帯電話の端末代と同じ構造で、珍しい商売ではありません。後者は、デザインや構成をある程度決め打ちにすることで成り立ちます。
どちらも、それ自体は問題のある仕組みではありません。問題になるのは、その条件がはっきり書かれていない場合です。
サーバー代とドメイン代だけなのか、更新対応まで入っているのか。「保守込み」と書いてあっても、何をどこまで保守するのかは会社によって違います。サイトが表示されなくなったときの復旧が入っているかは、必ず確認してください。
ここが一番トラブルになります。ページの追加、写真の撮影、ロゴの制作、原稿を書いてもらうこと、修正の回数。これらが月額に含まれるのか、別料金なのか。
「別料金になるものを、契約前に一覧で出してもらえますか」と聞くのが確実です。すぐに出てこない場合は、決まっていない可能性があります。
制作費をいただかずに作る以上、最低利用期間が設定されているのが普通です。12ヶ月や24ヶ月が多いようです。
確認すべきは、期間内に解約したときにいくらかかるかです。残りの月数分を請求されるのか、別途違約金があるのか。金額まで書いてあるかを見てください。
これは見落とされがちですが、あとから効いてきます。制作会社の名義でドメインを取得されていると、解約したときにそのURLを使い続けられません。名刺やチラシに刷ったURLが使えなくなる、看板を作り直す、といったことが起きます。
「ドメインは自社名義にできますか」と聞いてください。できないと言われたら、その理由を確認したほうがいいと思います。
原稿も写真も、多くはお客様が用意したものです。解約時にサイトのデータ一式を受け取れるか、他社のサーバーへ移せるかを確認しておくと、あとで困りません。
受注した会社と、実際に作る会社が違うことがあります。それ自体が悪いわけではありませんが、公開後に「担当者に連絡がつかない」「直してほしいのに話が通らない」という状態になりやすくなります。
打ち合わせに来る人が、そのまま作って、そのまま保守するのか。地域の会社に頼む利点は、ここにあります。
比較の材料になるよう、当社の条件をそのまま載せます。名古屋で創業20年、中小企業のパソコン・複合機・ネットワークを預かってきた会社が運営しています。
| 月額に含まれるもの | 全8ページの制作、SEO対策、スマートフォン表示、独自ドメインとサーバー/SSL、お問い合わせフォーム1つ、復旧・保守対応、文章の修正 月1回まで |
|---|---|
| 別料金になるもの | 9ページ目以降の追加、デザインの作り替え、写真の撮影、ロゴの制作、原稿の作成代行、月2回目以降の修正 |
| 最低利用期間 | 12ヶ月。期間内の解約は残りの月数分を一括請求 |
| 13ヶ月目以降 | 自動更新。1ヶ月前の連絡でいつでも解約可能・違約金なし |
| ドメインの名義 | お客様名義 |
| 解約時 | サイトデータ一式をお渡し。ドメインはそのまま継続利用可能 |
| 制作と保守 | エムズショップが自社で制作・保守(下請けへの丸投げなし) |
制作費0円・月額6,800円+税(税込7,480円)で、事業用の全8ページを制作します。地域に100サイトつくるまでの取り組みとしてお受けしています。
詳しい内容は 0円ホームページのページ にまとめています。
0円という言葉だけで決めず、条件で判断してください。6項目に具体的に答えられる会社であれば、0円であること自体はリスクになりません。
逆に、条件があいまいなまま話が進む場合は、金額にかかわらず一度立ち止まったほうがいいと思います。